和田峠で猿まみれ

そんなわけで、久しぶりに和田峠に行ってまいりました。


転職の目処が立たなかった頃は、外に出るのも億劫だったのに、現金なものです。
それどころか、こんなにいい気候なら、もっといっぱい走っとけばよかったーとまで思うほどで、我ながら単純でわかりやすくて、いやんなっちゃうよぉう。(子門真人風に)


しかしやっぱり久しぶりなので、陣馬高原下のバス停に着くまでに、すでに息切れをしている体たらく。


最近思うのです。
毎日往復80キロもジテツーしていた俺は、あれは本当に俺だったのかしら、と。
なんかあれは、ランスの霊でもとりついていたんじゃないかと。(生きとるっちゅうねん)


まーあの頃に比べて、5キロも体重も増えちまったし、これからはまったりポタリング人生で行こうかなぁ、などと思ったりもするのですが、また体重が減ったりして、調子がよくなってくると、にわかに競技指向になっちゃって、朝練とか言い出すんだぜ。
まったく単純で、わかりやすいったら。


思えば自転車に乗り始めてからというもの、一定周期でこんなことばかり繰り返してるように思います。
ちょっと乗っちゃサボり、ちょっと乗っちゃ乗らなくなり。
このブログもまた然り。


僕と同じ時期に自転車を始めて、熱心な人ならレースで優勝しちゃったり、もしかすると実業団に入ったりした人もいる事でしょう。
はぁ、まったく俺って奴は、昔っから何やらせても中途半端で……とほほ(ノД`)


などと気持ちよく自虐しつつ、和田峠の山道を登って行きます。
すでに麓で息切れしているので、もう無理しないでゆっくり、ゆっくり。ギアは前30後25で、ケイデンスなんか40とか50とか。


一応タイムは測っちゃいますが、もう30分でも40分でも、場合によっちゃ、足ついちゃってもいいや、ぐらいの勢いで(勢いないけど)。
そんなわけでまったりと頂上に到着です。



……あれ?
なんだこのタイム。すごいじゃん。


これはきっとあれだな。久しぶりだからアッコさんが5分ほどサービスしてくれたんだな。
次に登ったらきっと30分をオーバーするはず。


しかしこのまま楽々登るスタイルで、タイムが縮んだら万々歳だよなぁ。無理でしょうけど。


そして帰りは醍醐林道で、お猿の大群に出会いました。



大群と言いつつ、カメラを向けると逃げちゃうので、やっとの思いでこんだけ。
きっとお猿も、冬支度で忙しいのでしょう。
また、山に登るにはいい季節がやって来ますよ。雪が降るまではね。